たぷつきません

おなかがでてきた。もうたぷついてるやん。

靖国参拝に思う

賛否あるけど、靖国参拝の反感の本質は、『国に命を捧げた』とか『英霊を讃える』とか侵略戦争を賛美しているかのような言い方する精神にあるからなんじゃ。

英霊ではなく、戦争に駆り出された被害者の霊でしょう。国を守った英霊…と聞こえのいいことを言わず、侵略のために戦わされた人と侵略を指揮した人の霊…って言わなきゃ。
なのにひっくるめて神とか言っちゃうからな~。一神教神道では神の概念が違って「目に見えない精神や霊」が神であり本質は畏怖と鎮魂からなりたっているという独特のとらえかたは、なかなか他国の人には伝わらない。
全ての戦死者の御霊をという神道の教えだとか言うなら、なぜ殺害したアジアの人たちも弔わないのさ。しないよね。日本国家のための戦死者が対象だからね。おおらかなように見せかけて小さいからな日本人は。米兵殺して人肉で酒盛りするようなどっちが鬼畜なんだかわからん異常な日本兵らまで祀っておきながらさ。まぁこれこそ畏怖と鎮魂なんだけど。
それと、靖国という名前が平和で安らかな国をと願う意味から名づけられたっていっても、それから幾つ戦争してきたよ。「戦争して死んでも靖国で祀ってやるから、どんどん死んでこい」と真逆に利用されてんじゃん。だから戦前は国家神道の中心として軍の管轄だったわけだし。戦後は変わった言うけど歴史は上書きできません。

話し戻すけど『戦争被害者を哀悼する』、『二度と戦争を起こさないと亡くなった方たちに誓いをたてて弔う』、という性質じゃないからだよ参拝の反発は。
アジアを軍事支配しようとしたこと、そして実際いくつもの国を支配したことを誤りと認めず、むしろ肯定してる、当時の権力者と同じ考えが今の権力者の根底にもあるようにしか見えないことに、アジアの人たちが危機感と怖れをもって反発しているんじゃん。脅してるのと一緒だよ。
もしそれが誤解だとしても、ちゃんと公言しないから反感をかうんだよ。喋んないで腹ん中なに考えてんのか分からない日本人て思われてるんだからさー。

そもそも戦争してきた理由が
「おれんち何も出ないのに、あっちのあいつんちも、こっちのあいつんちもいろいろ出るんだよな~。よーし、放火して火事場どろぼうしちゃえ!そんで建て直し手伝っておれんちに従わせちゃえ」
て感じじゃん。盗っ人根性たけだけしすぎるわ。そんな理由で自国と他国の人々の命や生活も奪っておいて何が正義なんだよ。
当時、大東亜戦争になる前、経済制裁アメリカにもされてましたしね。今の北朝鮮の感じと当時の日本は大差ないよ。

自分も靖国にいって参拝したことあるけど、どの国も平和であることを願って戦争をせざるを得ない状況なんてものが世の中からなくなることを祈ります。ほんとどの国も危うい時代だから。冷戦時代のほうが平和だったくらい。
「戦争を起こそうとするやつらが出てきたら、そいつらがコトを起こす前に神の鉄槌をくだしてやってください」…と強く願うことにします。